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3月15日、下の娘の結婚式でした。
いや・・・やっぱり泣かされた。

両親への手紙、読みながら娘も泣いていた。
私の隣で、夫も泣いていた。



夫と娘に血縁は無い。
この娘が10歳、お姉ちゃんが13歳の時、娘達の父親とは離婚した。

二人の子を連れて離婚するには、もちろん多くの迷いや悩みや不安があったけれど、
振り返ってはいけないと思ってた。



6年前、今の夫と再婚するまで、ただただ必死に仕事と家事をこなし、
娘達とゆっくり過ごす時間は少なかった。

気が付けば、二人ともすっかり大人になっていた。

もっと厳しく躾けなきゃいけなかったと、反省もする。
子供を叱る時、両親がいれば、どちらかが叱り、どちらかが庇うとか慰めるとかできるのに、
独りで、その両方をやるのは、本当に難しかった。
庇い慰める片方の不在を思うと、きつく叱れなかった。



それでもこの娘は、ワガママも言わず、特に問題も起こさず、
私に心配をかけなかった。
小さい頃は、あんなに甘えん坊だったのに、いつしか甘えない子になっていた。

本当は、もっともっと甘えたかったと思う。
ワガママも言いたかったと思う。
今の夫との再婚も、やはりどこかで淋しかったと思う。

でも、私は娘にゴメンとは言わなかった。
謝ると、自分自身が迷ってしまいそうだったから。



本当は、もっともっと娘とゆっくり関わりたかった。
もっともっと、してやれた事があったはずだと・・・

後悔しだすとキリがないけれど、
結婚式の娘の幸せそうな笑顔に何度も救われ、
やっとゴメンネと言える気がした。

いっぱい悲しませてゴメンネ・・・
いっぱい淋しい思いをさせてゴメンネ・・・

やっぱり、頼り甘えられる人がいるのは幸せな事です。
これからは、旦那さまを大切に、幸せな家庭を築いていってね。



そして・・・
夫とは再婚後、初めて二人きりの生活になる。
今まで本当にありがとう。
これからも宜しく・・・